しゅうなんFMのマスコット マイキー
しゅうなんFM 78.4MHz
防 災 ナビ
防災コラム

POSTAL COLUMN #01

防災アドバイザーが伝える水害対策のポイント

近年急増する短時間強雨への備えと、ハザードマップを用いた迅速な避難判断。命を守る行動を日頃から。

しゅうなんFMスタジオにて資料を前に語る前田貴典さん
しゅうなんFMスタジオにて。日頃の備えとハザードマップ確認の重要性を発信。

「近年は地球温暖化の影響で短時間強雨が急増しており、ハザードマップを用いた事前のリスク確認と迅速な避難判断が命を守る鍵となります。」

「自宅や職場・学校の地域に加えて、旅行先などのハザードマップチェックは、私も日頃から心がけている防災対策ですね。」

―― 前田 貴典
コラム執筆者
前田貴典さん
郵便局長 × 防災士

前田まえだ 貴典たかのりさん

徳山有楽町郵便局長

周南市防災アドバイザー / 防災士

【肩書・資格】
  • 徳山有楽町郵便局長
  • 防災士
  • 周南市防災アドバイザー

防災活動の普及や自主防災組織の育成を目的に、地域や学校への各種防災対策講座を市内で開催しています。

また、周南市の家具転倒防止事業では家庭を訪問し、危険箇所の家具固定作業と自主防災組織員への技術指導を行っています。

ハザードマップを活用してリスクを把握する

水害対策の第一歩は、自分自身やご家族がいる場所のリスクを正しく知ることです。

ハザードマップを活用し、自宅や職場・学校などの浸水リスクや土砂災害リスクをあらかじめ把握しておきましょう。危険区域にお住まいの場合は原則「立退き避難(避難所や親戚・知人宅への避難)」が必要ですが、浸水深より高い上層階があり、十分な食料や飲料水の備蓄があれば、自宅にとどまる「屋内安全確保(垂直避難)」も有効な選択肢となります。

ここがポイント!

自宅だけでなく、通勤・通学先、あるいは旅行先や出張先でも、スマートフォンのハザードマップや自治体サイトで周囲のリスクを確認する習慣をつけることが大切です。

警戒レベルへの即応:ためらわずに避難行動を

気象庁や自治体から発表される「警戒レベル」に応じて、どの段階で誰が行動すべきかを日頃からご家族で共有しておきましょう。

警戒レベル3
高齢者等避難

避難に時間がかかる高齢者の方や障がいのある方、乳幼児のいるご家庭などは、この段階で安全な場所への避難を開始します。一般の方も日常の行動を見合わせ、避難の準備を整えます。

警戒レベル4
避難指示

危険な場所にいる全員が必ず避難を完了する段階です。地域の避難所や、安全な親戚・知人宅などへ速やかに立ち退き避難してください。

警戒レベル5
緊急安全確保

すでに命の危険が迫っている切迫した段階です。屋外へ移動することがかえって危険な場合は、建物内の崖から離れた部屋や上階へ移動する「垂直避難」を行い、命を守る最善の行動をとってください。

事前の準備をしっかりと日頃から徹底

いざ大雨や災害が始まってからでは、落ち着いて準備をすることは困難です。平時の今だからこそ、以下の準備を徹底しておきましょう。

  • ✓
    ご家族との連絡手段・集合場所の共有
    災害用伝言ダイヤル(171)の使い方や、SNS等複数の連絡経路を確認しておきましょう。
  • ✓
    非常用備蓄品・非常用持ち出し袋の点検
    飲料水(1人1日3L目安)、非常食、モバイルバッテリー、常備薬、懐中電灯などの期限・作動を確認します。
  • ✓
    避難ルートの事前確認(昼と夜・晴天時)
    水路や急傾斜地の近くを通らない安全な避難ルートを、実際に歩いて確かめておきましょう。

RELATED

関連するページも合わせてチェック

周南地域のハザードマップや、日頃の備えチェックリストもぜひご活用ください。

ハザードマップを見る → 備えチェックリストを見る →